先日の山田先生のコラムにあったように内視鏡検査での拡大や色調システムで疾患の発見頻度は高くなりました。ただ、何度もお伝えしていますが、医療機器の向上もありますが、機器性能に頼るのではなく、たくさんの検査で培った判断能力がないとできない事です。

消化器がんの中で、進行性食道がんは見てて辛いな・・と私は思っています。早期であれば内視鏡的切除で完治する事もありますが、進行となると手術または、手術+放射線+化学療法など・・食べ物が通る場所なので、そこに炎症や狭窄が強くなると口から食べることが出来なくなる事があるからです。バリウム検査ではなかなか早期に発見しずらい食道がん。早期と進行で身体への負担がだいぶ違います。喫煙歴や飲酒歴が長いなど、リスク要因がある方は上部内視鏡検査を検討してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、内視鏡レンズケアをしているとうっかり、拡大した自分の皮膚を見てしまう時があります・・「見た目は子供、頭脳は大人!」コナン君の名言のように「見た目はそこそこ、中身は老化!」と現実を知る一瞬です( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽ

代々木上原駅前内科

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代々木上原駅前内科クリニック