「生殖医療」

部屋の整理をしていたら資料が出てきた。以前、このプロジェクトチームに参加した。小児がんや※AYA世代の抗がん剤治療選択の意思決定や開始時期など・・

ある日「・・2歳の時、貴院で白血病治療をしました。今回結婚するので出産も考えて婦人科受診しています。当時の治療内容が知りたいのでお願いします」と電話相談。ご両親からはどんな風に聴いてますかと尋ねると「成人前に離婚して、交流がないので分からないんです」との回答。そうか・・必ずしも成人して両親から治療内容が聴けるとは限らない・・

自分で意思決定が困難な小児や、多感な思春期に長い治療継続の選択をしていく過程は本当に難しいテーマだった。

当院で、若い世代に多い「潰瘍性大腸炎」

妊娠できない、あるいは妊娠危機が高まる事はありませんが「活動期」に妊娠された場合は注意が必要です。なぜなら活動性を抑えることが難しくなる患者さんの頻度が若干増えるからです。また活動期のまま出産した場合、出産後に病気が悪化する危険が増すとの報告もあります。女性に限らず男性も活動期の持続はよくありません。

とてもコントロールが大事な病気です。学業や仕事が優先で治療に向き合うことが難しい年齢発症です。上手に啓発や指導介入が必要なのかな・・と感じています。

※AYA世代(あやせだい英: adolescents and young adults)は、思春期および若年成人の世代のこと。「AYA世代がん」という文脈で使われることが多く、15~39歳の間に発生するがん(悪性腫瘍)を指す

代々木上原駅前内科

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代々木上原駅前内科クリニック