前職、都内がん専門病院の相談支援室在籍中の資料を整理していると、関わった患者経過表が目に留まった。自分はしなくないけど家族のために治療を最後まで選択した人、残りの人生をやりたいことに費やしたいから治療せずに故郷に帰る人、治験に該当するならそこまで治療を受けたい人・・どれも正解や間違いはない。

私たちがしてきたことは、「患者を信じる」だけです。自分の足で立ち、選択できるように。その為の論文や、資料集めは膨大でした。適当なことは言えない。時にはつらい現実を数値やガイドライン上で示していかなければいけない。どんな反応があっても最後まで自分で後悔のない選択ができる様に、寄り添い信じる。

自然災害後はいつも、教訓を生かして様々な改善や方策が見直され新しい備えが構築されていく

今回の疫病対策は「物」よりも、自身の身体を改めて知る事だと感じます。自分の身体を知り、自分を信じないと不要な不安が生まれます。これからの自分の身体を健康に維持するために必要な取り組みはなんですか?ご自身が一番わかっていると思います。

バンデューラの自己効力感とオレムのセルフケア理論を見直す必要があるかな・・

nurse:F

代々木上原駅前内科クリニック