熱中症で救急車要請が増えているようです。色々対策はありますが、今回は水分補給について🧊

◆水だけじゃダメ?汗をかいたら塩分(ナトリウム)の補給も必要

日本スポーツ協会では、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と糖質を含んだ飲料を推奨しています。特に1時間以上運動をする時は4~8%の糖質を含んだものを摂取しましょう。イオン飲料や経口補水液の利用が手軽ですが、自分で調製するには1リットルの水、ティースプーン半分の食塩(2g)と角砂糖を好みに応じて数個溶かしてつくることもできます。レモンを絞ってもいいかもしれません。氷にして飴のようになめるのもいいです。吐き気があって飲めない時に良いと思います。糖分が多い清涼飲料水の飲み過ぎは、血糖値が急上昇👆してしまうので注意してください。

 

◆お茶やビールでは水分補給にはなりません

利尿作用があり、身体の中の水分を外に出してしまうため、水分の補給に適していません。また、汗には塩分(ナトリウム)などの電解質(イオン)が多く含まれているため、水だけ補給しても熱中症の予防にはなりません。多少の塩分も必要。塩飴や梅干し、味噌汁など・・4

嗜好品として多少飲むのは構いません。利尿作用の低いほうじ茶やウーロン茶がお勧めです。

※マスクは人と離れた場所で、適宜外してこまめに水分補給しましょう!

 

健芽会 代々木上原駅前内科クリニック

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代々木上原駅前内科クリニック