コロナ感染症が世の中に発症してもう3年になります。

 

2019年12月・・

中国でウィルスが注目され、年明けから日本がざわつき始めました。そして豪華客船からコロナ感染症が発症、感染した芸能人他界情報等で一気に医療界に激震が走りました。

情報が少ないので厚労省や渋谷区医師会、保健所など電話かけまくりました。当たり前の感染対策を、より強化し患者様の安全を守りつつ、私達自身(家族含め)感染しないよう細心の注意(毎日の検温、体調確認、密を避ける休憩など)定期患者様と風邪症状の患者様を分けるのに悩みました。PCR検査が保健所でしか対応できず、案内や問い合わせ電話対応に奔走。医療資材も少なくまさにカオス状態!

 

2021年

PCR検査が出来る施設が少し拡大し、渋谷区の指示で可能性のある患者を振り分け、PCR検査可能施設へ紹介案内していきました。その為、振り分ける為の詳細な問診票を作成し、一般患者様と時間を分けて来院案内をして調整。診察後の消毒作業や換気に必死でした。そして、ワクチン接種の開始。当院でも渋谷区の割り振られた数で実施。薬剤の温度管理や事故防止対策に精力を尽くしました。

 

2012年後半~2022年

ワクチン効果や様々な制限効果のためか、状況が落ち着きPCR検査可能な開業医や病院が増えました。一方で、コロナ禍で健診等が先送りになったため、癌の早期発見が遅れるケースも議論されました。元々当院は健診や内視鏡検査に力を入れていたので、後者に一層力を入れる事にしました。その為、感染症状患者の対面診察は専門施設の案内へ切り替える事になりました。

 

「内科なのに風邪を診ないの」と言う厳しい言葉を受けたことも多々ありますが、感染力がある疾患に対しては、定期診療と混同する事が難しい事を理解して頂ける事を願います。地域医療への貢献を常に考えておりますので、都度方針の見直しや新規導入案など話し合ってまいりますのでよろしくお願い致します。幸に私たちは感染せず過ごしております🍀

代々木上原駅前内科

nurse:F

代々木上原駅前内科クリニック