色んな場面で相手に物事を伝える、説明するって難しい・・受け取り方も人それぞれなので・・

医療現場でよく使われるのが・・ムンテラ(なんか懐かしい・・)とIC(今はこちらですかね)

ドイツ語のMund(ムント:口)+Therapie(テラピー:治療)を合わせて、「ムンテラ」という造語。医師から患者さん、もしくは家族に、現在の病状や今後の治療方針などを説明することを言います。

 

ムンテラと同じような意味の言葉に、「インフォームドコンセント(informed consent:IC)」がありますが、説明すること(inform)だけではなく、同意すること(consent)という意味が含まれています。

 

この「同意」が難しい・・説明は「行為」なので、言葉で言っても紙に書いても説明した事にはなります。が、相手が同意するにあたり、ちゃんと「理解した」という判断が難しい・・そして、一番大事な事。

 

問診→診察→必要な検査→結果→方針の「→」には必ず説明が入ります。本来は、医療現場で一番時間を割かないといけないのがこの部分だと思います。ただ、時間に追われる現場では、1人にかける時間配分が難しい・・(*_*;

 

相手の年齢や不安感の有無、受ける検査(治療内容)理由や金銭面や身体的負担などから、納得・安心して受け入れられるように瞬時に判断して個別対応する事が日々の課題・・

でもこれは、医療現場に限らず相手が理解しているか確認する事って大事ですよね・・

nurse:F

代々木上原駅前内科クリニック