☆予防

・外出時のマスクや眼鏡の着用   ・花粉症情報の確認  ・帰宅後のうがい手洗い 

・帰宅後に服はコロコロで花粉を落とす

・表面がけばだった毛織物などのコートの使用は避ける 

・飛散の多い時のふとんや洗濯物の外干しは避けるなど・・

・早朝か夜間22時以降に換気をする

☆症状出現時

抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬の定期内服や点鼻、点眼が有効です。花粉飛散開始の1~2週間前からの服用が必要といわれています。

☆舌下免疫療法:舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌の下に投与し、体内に吸収させる方法です。この投与を継続的に行うことで症状を軽減させていきます。スギ花粉症の治療の場合、花粉が飛びはじめてから開始するとアレルゲンとの接触量が増えてしまうことから、花粉飛散の3ヵ月前からの治療が必要です。2月ぐらいから花粉飛散がはじまることを考えると、少なくとも6月~11月に治療開始することが望ましいです。治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必要があります。当院でも相談可能です。初回は、院内での副作用観察になりますので時間が取れる時の開始が望ましいと思います。

<開始の流れ>スギ花粉アレルギー検査(事前にあれば結果表持参)→アレルギー有の場合は開始時期の相談と注意事項などの説明と同意書記載→初回開始(院内)→1週間後の来院→継続

※アレルギー検査をする場合は最低でも2回来院が必要になります。

食事のススメ     

・青魚:DHAやEPAは免疫の働きを正常にして、アレルギー症状を抑えます

・甜茶やヨーグルト(腸内環境を整え、免疫力をUP)、えごま油使用や炒りクルミ、

 赤ワイン、ココア、チョコレート

※アルコール、ハム、ソーセージ、マーガリン、インスタント食品は免疫を過敏にし、粘膜を刺激するので摂りすぎに注意! また、お勧め食品も良いからといって摂りすぎないようご注意を!   

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代々木上原駅前内科クリニック