毎年、流行はしますが今年もヘルパンギーナの流行が報じられています。

小児に多いウィルス性の感染症ですが、同居の家族の方もご注意ください。2-4日の潜伏期を経て、主な症状が発熱と、喉の腫れと痛み。口腔内にぷつぷつした水泡が出るのが特徴。痛みで食欲が落ちる事も。

 

ウィルス性なので、特効薬があるわけではないので、熱やのどの痛みに対して処方などする対症療法になります。検査実施も必須ではありません。(希望の際は各かかりつけや小児科にご確認くださいね。当院では検査実施しておりません)基本的には普通の風邪と同じです。診察・処方は可能です

☆彡予防

〇手洗い、うがい

〇特におむつ交換の後には十分に手洗いをする

〇タオルの共有は控える

〇食器やテーブル、おもちゃなどの消毒も可能な限り行う

〇有効なワクチンはない

☆彡症状がなくなってからも数週間は便の中にウイルスが存在するため、おむつの取り扱いには十分に気をつける

 

お子さんが罹っている、もしくは乳幼児に接する機会が多くて、心当たりがある場合は、症状があってもぐったりせず、比較的元気であれば、手持ちの解熱鎮痛剤の内服や衛生管理で様子をみても大丈夫かと思います。コロナ感染症含めてご心配な際は、検査が実施できる医療機関にご相談をお勧めします。

 

健芽会

代々木上原駅前内科クリニック

nurse:Y

代々木上原駅前内科クリニック