迷走神経反射
コロナワクチンに限らず、ワクチンの副反応の1つとして「迷走神経反射」があります。「迷走神経反射」とは簡単にいうと、注射(針や血液を見て等)への恐怖心や不安感、あるいは痛みが原因で、気分が悪くなったり気を失って倒れたりすることです。
原因として痛みや恐怖といったストレスで自律神経が乱れで、脈が遅くなり、血圧が低下して脳貧血を起こすためです。たまに失神にまで至ります。ワクチン以外の注射や採血でも倒れる人はいますが、今回のワクチンは未知のもので、接種の際に緊張する人が多いと考えます。
<迷走神経反射になりやすい人>
・若い女性(特に生理中)
・ストレスを感じやすい人
・疲労が溜まっている人
・立ち仕事を習慣にとしている人
・睡眠が足りていない人 などなど・・
針が苦手な方は接種前に、横になって接種する方法もお伝えしています(採血時にも)遠慮なくご希望をお伝えください。
当院でもワクチン後に迷走神経反射と思われる方がいましたが、大事に至ることなく帰宅されました。アナフィラキシー反応に関しても初期対応の準備は整えています。
代代々木上原駅前内科
nurse:F