今日の新聞に国立がん研究センターでの10年生存率が発表されていました。

このセンターで相談支援室に在籍していたので、今日以降はこの件に対する相談や質問電話が殺到だろうな・・(;^_^Aと想像しています。

プレスリリースがあると電話が鳴りやみません。

医療技術や薬剤開発で、当然生存率は伸びています。ただ、数字に振り回されず冷静に受け取って欲しいと思います

性別や治療内容、基礎疾患の有無などで差がある事と、あくまで「生存している」ということで、

現状(治療継続中 仕事は出来ていない 休みがちなど)も含まれています。元気な状態=生存率ではありません。

 

がんに限らず、一旦病気になると「患者」になります。ただその前に、「生活者」であることを忘れずにいてほしいです。

生活を中心に、医療を受ける場所・人・物を選択していってほしいです。

 

がん化学療法看護認定看護師:nurse:F

代々木上原駅前内科クリニック