初めて内視鏡に挑戦する方から、この質問がとても多いです。

回答としては、やはり個人差があります。鼻の持病(慢性副鼻腔炎 変形 元々の鼻腔の狭さなど)がある場合は、挿入が困難です。挿入できても、強い鼻腔の圧迫感や出血してしまう場合もあります。メリットとしては会話が可能であり、口より嘔吐反射(オエっとなる)が少ないことです。

太さはこんな感じです(^^♪ ただし、鼻の場合、繰り返しですが、向き不向きがあります。

手順は

①点鼻薬    両鼻腔に点鼻します。止血作用と鼻の通りを良くします   10分前後

➁表面麻酔   キシロカインゼリーを両鼻腔に流す。痛み止めの作用    2-3分

※鼻に薬剤を入れると口に流れるので飲み込んで下さい。不快な場合は吐き出しても大丈夫です。

③左右の鼻の通りを下記のチューブで確認します。このチューブが入らないと鼻からは難しいので、口への変更を提案します。

細径内視鏡は画質が劣る事はなく、細胞をとる検査も可能なので心配はありません。

     

ちなみに、口から麻酔無で行う場合、キシロカインスプレーをしっかりかける(ちょっと苦いです)・舌根を安定させるマウスピースを使うなど少しでも楽にできるよう検討しています。

  

他に基本は

Ⅰ 姿勢  うつ伏せ気味で両脚はお腹に近づけて丸くなるnurse

Ⅱ 呼吸  ゆっくりとした深呼吸(腹式呼吸)

Ⅲ 視線  なるべく目を開けて遠くを見る(挿入後、落ち着いたら目を閉じても可)

Ⅳ 唾液  飲まずに自然と口に横から流す(ゴックンと飲まない)

Ⅴ 意識  検査以外の事を考える。終わったら何食べようかな・・買い物行こうかななど(#^^#)

ちょっとした方法で、麻酔を使用しなくてもできる事もあります。 自転車や車の使用が必須で、麻酔(鎮静剤)使用が難しいけど検査を希望される方や麻酔に抵抗のある方などは、一度ご相談下さい。 nurse:F
代々木上原駅前内科クリニック